2017年9月7日 更新

日本のばくちといえば「チンチロリン」

チンチロリンは、日本の大衆的な博戯(賭博・ゲーム)の一種です。数人程度(理論上は2人以上何人でも)が通常は車座になって、サイコロ3個と丼(ないし茶碗)を使って行います。名称はサイコロが丼に投じられたときに生じる音を擬したもので、「チンチロ」と省略されることや「チンコロ」と呼ばれることもあるようです。

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チンチロリンの主な説明です

子は場に、カジノでのチップに代わる「コマ」、その回の賭け額の単位として提示します。この行為を「張る」と言い、張る対象は、木札などの金銭代替物や、実際に多いのは金銭そのものである。親からサイコロを丼に投じていき、勝敗に応じて配当が親と子との間でやり取りされる。子同士の間でのやり取りはありません。
道具立てもさして必要としないうえ、胴元が固定しているのではなく親の権利が順番に回って来る「廻り胴(回り胴)」ですので、日本の伝統的サイコロ賭博である丁半のように賭場の開帳に暴力団が関与してその資金源となることもなく、仲間内で遊ばれることが通常だと考えられます。日本で生まれた遊びと思われることが多いものの、民俗学での報告によると中国伝来のもので「宮田登・馬興国編『日中文化交流史叢書[5]民俗』(大修館書店、ISBN 4-469-13045-1 、1998) - 大谷通順の第9章{近代における中国博戯の伝来と日本的変容――チンチロリンと麻雀を例として}でチンチロリンの起源が中国と説かれています。」第二次世界大戦後に日本国内に、はば広く普及した模様である。火野葦平の『麦と兵隊』でも、現在のチンチロリンの前身と思しき賭博について触れられている。
なお、タブは、サイコロ3個を用いチンチロリンと似た面があるものの、ルール全体が異なる。また、中国系移民が持ち込んだものを起源とするアメリカのシーロウ(en:Cee-lo)は、チンチロリンの変種となっています。

チンチロリンの用語説明

・目(出目、持ち目):「サイコロの目」という通常の用法と異なり、サイコロ3個のうち2個の出した数が一致した時に残りの1個が出した数。
例えば2,4,5 と出た場合、目は 5である(おいちょかぶの用語を転用し、1 〜6 の目をそれぞれ「ピン・ニゾウ・サンタ・ヨツヤ・ゴケ・ロッポウ」などと呼ぶこともあります)。
・アラシ(嵐):サイコロの出した数が3個とも一致したもの。ぞろ(揃)、ゾロ目。
無条件の勝ちになり、コマの3倍額を受け取ります。この名称と3倍の配当という決まりもおいちょかぶから来ている。1,1,1 はピンゾロ(のアラシ)と言う。
・シゴロ(シンゴロウ、シゴロク):四五六(4,5,6)。
無条件の勝ちになり、コマの2倍額を受け取る。
・ヒフミ(イニサン、イチニッサン):一二三(1,2,3)。
無条件の負けになり、コマの2倍額を支払う。
・役(役物、役目):アラシ・シゴロ・ヒフミのこと。
ただしヒフミは負の役です。
・ションベン(しょんべん、小便):投じたサイコロが1個でも丼からこぼれること。
無条件の負けになり、コマ(と同額)を支払う。
・目なし(目無し、凡):3投以内に目も役も出ずションベンにもならないこと。
無条件の負けになり、コマ(と同額)を支払う。
・ワカレ(分かれ、ワケ):引き分け。
コマは子に帰り、親の支払いもない。
・見(ケン):子がコマを張って勝負するのを見送る(コマを張らない、その回の勝負には参加しない)こと。
・総取り(総カキ):親が(6の目を出して)子のコマを全て取ること。
・総付け:親が(1の目を出すか目なしかションベンで)全ての子にそれぞれのコマと同額を支払うこと。
・倍付け:親が、ヒフミを出すか、あるいは2〜5の目を出した場合に子がシゴロを出すかで、子にコマの倍額を支払うこと。親のヒフミの場合には「総倍付け」となる。子のアラシに対する「3倍付け」というのもあります。
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意外と覚えていた方がいい用語もあります。

「(…)付け」は子のコマに対して親が配当を付けることで、すなわち親から子への支払いだが、例えばシゴロを出した子に親が「倍付け」することはその「子」の立場では倍額受け取ることになるので、「(…)倍付け」が「(…)倍もらい」の意味に使用されることもあります。
・親立ち(巣立ち):親が(収支として勝ち)コマをその回の始めの「胴前」(下記参照)の2倍にまで増やしたことで親をやめること。
・五ビン(五貧):親が比較的強い5の目を出しながらその回の収支でコマを減らすこと。親のツキが下がっていることを表すとされています。
・親落ち:(親が1の目・目なし・ヒフミ・ションベンのいずれかを出して)親でなくなること。親の権利は右隣の人に移ります。
・アライ(洗い):親が続投の権利を放棄する(親落ちしていないのに親の権利を右隣の人に譲る)こと。
・クズ(屑手):ションベンではないが目にも役にもなってない状態。3回続けば目なしとなります。
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