スロットマシン (slot machine) とは
スロットマシン (slot machine) とは、賭博(ギャンブル)を目的とするコイン作動式のゲーム機のことです。このようなゲーム機には、ビデオスロット、リールマシン、ビデオポーカー、ホースレース、ビデオキノ、オートルーレット他さまざまな種類がありますが、一般的には、これらギャンブルゲーム機全体を指す広義の意味よりも、リールマシンおよびビデオスロットのみを指す狭義の意味として用いられる場合が多いです。本項では、原則として狭義の意味のスロットマシンについて説明しますが、誤解や混同を避けるため、本文中では「リールマシン」あるいは「ビデオスロット」の語を使用し、「スロットマシン」と記述する場合は、必ず広義の意味であるものとする。
「スロット」の名は、硬貨またはトークン(代用貨幣)の投入口を意味する言葉「コインスロット (coin slot)」に由来する。そのため、文脈によっては自動販売機やジュークボックス、ギャンブルを目的としないアーケードゲーム機など、コイン作動式の機械 (coin-op machine) すべてを包括して指す用例も見受けられます。
「スロット」の名は、硬貨またはトークン(代用貨幣)の投入口を意味する言葉「コインスロット (coin slot)」に由来する。そのため、文脈によっては自動販売機やジュークボックス、ギャンブルを目的としないアーケードゲーム機など、コイン作動式の機械 (coin-op machine) すべてを包括して指す用例も見受けられます。
リールのないものもあった!
コインで作動するチャンスゲーム機がアメリカにおいて製造されるようになったのは、南北戦争(1861年-1865年)以降のことである。1870年代中頃には、コイン作動式の競馬ゲームがアメリカの酒場で稼動し、この種の機械が新たな工業製品の分野として成立するようになりました。1890年代になると、一般に「ポケットマシン」と呼ばれる、無数のピンを打った盤面にコインを投入し所定のポケットに入れば勝ちという、日本のパチンコを思わせるゲームや、一般に「ホイール」と呼ばれる、面を放射状に区分けした円盤が回転するマネー・ホイールに似たゲーム機が多く製造されるようになる。しかし、スロットマシンの主流がリールマシンに移る1930年代以降、この種類のマシンは少なくなっていきました。
via pixabay.com
ついにリール導入!
現代のリールマシンのように、複数の回転輪を並べて回転させ、停止した時の絵柄の組合せで得喪を決定するリールマシンは、1890年代の早い時期から、ポーカーをモチーフとするゲームとして出現しています。ですが、それらはゲーム結果の判定と払い出しを自動的に行うメカニズムを備えておらず、当たりの目が出た場合には、オペレーターが景品のビールや葉巻を手渡しで払い出す必要がありました。
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